趣味の勉強日記 シンポジウム「労働者の睡眠-必要な知識と効果的な対策のために- 」

2017-05

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シンポジウム「労働者の睡眠-必要な知識と効果的な対策のために- 」

2010-03-28-16:49

Category :カウンセリング

先日の睡眠のシンポジウムの内容を復習がわりに簡単にメモしました。難しくてわからない薬の関係の話などは書けませんでしたが。やはり産業分野での睡眠教育が重要なのだなと思います。
全くまとまりありませんが、興味のある方だけご覧ください。


睡眠の効用・・・脳と身体の休養、身体の成長と損傷の修復、免疫機能強化、体内環境の調整、学習の強化

労働者の20~30%に睡眠障害がある。労災、生産性の低下、うつ病リスク。
検診等で「気分はどうですか?」では答えてくれない人でも、「眠れていますか?」との質問には「実は・・・」と話してくれる場合も多い。

交替勤務によって睡眠は大きく乱され、その結末は深刻である。睡眠を健全にする対策を労使が協力して実施する必要がある。
夜勤でも、3日に1日くらいはまったく普通の生活に合わせる方がよい。
また、交替勤務にはどうしても適応できない人はいる。

日本でも海外でも睡眠時間は年々短くなっている。

急性の睡眠不足による能力低下・・・徹夜明け「酒酔い運転レベル」(まっすぐ歩けない)と同じレベル。
慢性の睡眠不足は、3日間十分に眠っても回復しない。週末に長時間睡眠してもダメ。

睡眠が関係している事故・・・医療現場の夜勤時の申し送り過誤による事故、交通事故、チェルノブイリ原発事故、スペースシャトルチェレンジャー号(放送大学「技術者倫理(’09)第2回講義参照)、アラスカ沖タンカー事故など。経済的にも多大な損失がある。

生活習慣病 糖尿病、高血圧は不眠でリスク大。
肥満・メタボも睡眠不足によりレプチンが低下しグレリンが上昇するため、食欲が亢進し、肥満となる。睡眠不足だと痩せるというイメージは間違っている。

精神障害には、ほとんどが不眠を伴う。
逆に精神障害のない人でも、不眠によってうつ・イライラとなったり、子どもの場合はADHDのような症状が出現することがある。

成人は何時間睡眠すればよいか?・・・平均は7時間程度だが、個人差がかなり大きい。年齢(年齢が高くなると短くなる傾向)、季節でも変化する(冬が長い傾向)。個人差が大きいため、上司があまり寝ないでも大丈夫な人で、それが当然とされると最悪。

長い間床に入っていれば、誰でも「不眠」になれる。
若い人は床に入っている時間短く、昼間眠い。高齢になると睡眠時間が少なくても済むのに、床に入っている時間は長くなる傾向にある。・・・「不眠」の訴えに。

「早寝早起き」がよいか?・・・「遅寝早起き」がダメなだけで、遅寝遅起きでも影響なし。

睡眠薬は魔法の薬ではない。そこまで効くわけではないかわりに安全性も高い。飲んでも眠れない日はある。眠れない時間帯では、どんなに強い薬を使っても眠れない。
酒は、寝付きだけはよいが、睡眠の質は悪く、依存性も高く、量も増えてくる。まさに睡眠薬について持たれているこわいイメージは、酒がそのまま当てはまる。
睡眠改善薬(等)は、風邪薬の眠くなる成分(抗ヒスタミン剤)の薬で、一時的な不眠のみにしか使えない。不眠症の人は使用してはいけないと説明されている。長く使うと効かなくなる。これを飲み過ぎて救命救急センターに運ばれる例が多い。

国際睡眠障害分類(ICSD-2)
1 不眠
2 睡眠時呼吸障害(OSAS等)・・男性24%、女性9%。中等症2.5%。睡眠不足、うつ、子どもの場合多動。事故、生活習慣病等。放っておくとかなりの割合で死亡につながる。
3 中枢性の過眠症 ナルコレプシーなど
4 概日リズム睡眠障害 睡眠相後退型など
5 睡眠時随伴症 レム睡眠行動障害
6 睡眠時運動障害 レストレスレッグス症候群など
7 独立した症候群
8 その他の睡眠障害

睡眠不足症候群
長時間労働・・・周りも皆そうなうなので、病気だとは思わない。
深夜だらだら起きているなど。寝る前にインターネット、テレビは眠れなくなる原因。

国際的には、睡眠障害には集団認知行動療法がポピュラーである。
逆説性不眠(睡眠状態誤認)、眠れないことへの過度の恐怖等も改善。
A 認知療法。自己評価と客観的評価を対比。
B 睡眠衛生指導(睡眠障害対処12の指針をアレンジ)
C 刺激制御療法
D 睡眠時間制限法 何時に寝て何時に起きると個別指導。
(参考1)睡眠障害対処12の指針(厚生労働省 精神・神経疾患研究委託費「睡眠障害の診断・治療ガイドライン作成とその実証的研究班」平成13年度研究報告書から)
1 睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
 ・睡眠の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にこだわらない
 ・歳をとると必要な睡眠時間は短くなる
2 刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
 ・就床前4時間のカフェイン 摂取、就床前1時間の喫煙は避ける
 ・軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニング
3 眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
 ・眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする
4 同じ時刻に毎日起床
 ・早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じるい
 ・日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる
5 光の利用でよい睡眠
 ・目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン
 ・夜は明るすぎない照明を
6 規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
 ・朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く
 ・運動習慣は熟睡を促進
7 昼寝をするなら、15時前の20~30分
 ・長い昼寝はかえってぼんやりのもと
 ・夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響
8 眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
 ・寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る
9 睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
 ・背景に睡眠の病気、専門治療が必要
10 十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
 ・長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談
 ・車の運転に注意
11 睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
 ・睡眠薬代わりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる
12 睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
 ・一定時刻に服用し就床
 ・アルコールとの併用をしない

(参考2)
sleep sleep Disorders and Biological Rhythms

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勉強になります。

読ませていただき、私はちらちらと不摂生な自分に思い当たる節ありです。
睡眠がきちんととれていないと、身体にホント悪影響ですよね~。
私はついつい疲れていても外出したい人で、無理を重ねちゃうんですよね。
時間が許すときは、身体の訴えを聞いてゆっくり休もうと改めて思いました。
あっ、そういえばうちの最寄り駅にドラえもんがきてたんですよ~!!
もっとゆっくり見たかった(笑)。

おれんじさん、こんばんは。
全くまとまりのないメモですいませんが、参考にしていただける部分があったようで、うれしいです。
やっぱり睡眠は大切ですね。私も、できる限り気をつけたいです。
そのあたりの教育や周知が日本では不十分だと思います。

ドラえもんに出会えたということでうらやましいです。本当に身長129.3センチなのでしょうか?(笑)

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埼玉県在住
資格 産業カウンセラー、認定心理士、行政書士(有資格者)

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