趣味の勉強日記 心理学

2017-04

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「子どもの発達と保育・教育の質」

2011-10-30-17:15

Category :心理学

御無沙汰しております。
忙しかったのと、いろいろあってブログを書く気持ちになれない状況だったのですが、ほぼ復活しました。

2カ月近く経ってしまいましたが、9月11日に放送大学東京足立学習センターで、秋田喜代美先生の講演会「子供の発達と保育・教育の質」がありました。講義でお聞きしていて素晴らしい先生だと思っていて、ぜひ行きたかったんです。放送授業同様、とてもわかりやすい講演でした。
乳幼児期の保育・教育の重要性や「保育の質」について、データや映像を交えたお話でした。OECDが幼児教育・保育を推進している理由もよくわかりました。0~3歳くらいの子どもに、経験だけに頼らないエビデンスに基づく質の高い保育をしていくことが、経済的・社会的にもいかに利益をもたらすかという視点は重要だと思います。
保育といっても、保育所や幼稚園だけの話ではなく、家庭での子育てを含む概念です。保育には、まず、大人の側の見通しと即興性が大切です。「イチゴを種から育てよう!」といういわき市の幼稚園の取り組みが印象的でした。また、プロセスに焦点を当てること、「没頭」や「夢中」の度合いが大切だということ、挑戦的な課題や子ども同士の協働を支えることが必要だということなど、大人に共通する部分も多いと思いました。
日本も、こういった分野にこそ力を入れていくべきだと思います。

ちなみに、法律文化社さんから、11月に「世界の保育保障」(椋野美智子・藪長千乃編著)が出版される予定です。編集者さんおすすめでしたので、これは読んでみたいと思っています。


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「無縁社会の心理 --その問題と処方--」

2011-08-28-10:50

Category :心理学

日本心理学会の公開シンポジウム「無縁社会の心理-その問題と処方-」に行ってきました。
ちょうど一年前に、文部科学省時事問題イブニングセミナー・放送大学25周年記念特別公開講座「無縁社会」に行きましたが、その時パネラーをされていた板垣淑子さん(現・NHK放送総局首都圏放送センター・チーフプロデューサー)が、今回も講演されるということで、より興味がわきました。板垣さん、やはり本当に素晴らしかったです。
板垣さんのほか、橘木俊詔さん(同志社大学経済学部教授)、藤森克彦さん(情報総研株式会社主席研究員)、長田久雄さん(桜美林大学老年学研究科教授)の講演がありました。特に、藤森さんの「単身世帯の増加とそれに伴う課題」は、統計に基づくとても分かりやすいお話でしたし、その「処方」の部分についても一番共感できるものでした。
その後、竹村和久さん(早稲田大学文学学術院教授/指定討論者)と講演された方々、高木修さん(関西大学社会学部名誉教授/司会)によるディスカッションが行われました。なぜか同志社関係の先生が多かったような・・。
放送大学の進化と人間行動(‘07)でテレビで拝見していた長谷川寿一さん(日本心理学会常任理事)による挨拶もわかりやすくてよかったです。

まだ大阪会場の開催も予定されていますので、あまり内容は書きませんが、一年前のイブニングセミナーよりも更に深い学習ができ、とてもよいシンポジウムだったと思います。こういった分野についても心理学がかかわっていく必要があると思われ、心理学関係の研究者や専門職の方々もよく知っておく必要があると思います。公益社団法人として、公益性のある分野にかかわっていくという姿勢がよくわかりました。
ただ、題名にあるような「無縁社会の心理」や、心理学を用いていかにその問題を処方するかというところについては、ちょっと薄かったように思います。また、心理学がご専門でないパネラーの方々は、やはり「心理学=カウンセリング」というようなイメージしか持たれていないような気もして、心理学という学問自体についても、更にアピールしていく必要性を感じました。


シューカツで企業が血液型質問?

2011-08-27-00:33

Category :心理学

以前、東京新聞の社説「血液型は輸血にしか役立たない」について書きましたが、最近、新聞でこの関係の話題が結構載っています。

1つがこちらです。8月22日の朝日新聞夕刊、「科学的根拠ないのに…シューカツで企業が血液型質問」

また、ネットには掲載されていないようですが、8月14日の同じく朝日新聞夕刊の「ニュースがわからん!ワイド」にも「血液型と性格は関係あるのかな?」という記事が1つの面の半分近くのスペースを使って、松本前復興担当大臣の発言をきっかけとしたQ&A形式の記事が掲載されていました。いずれも、血液型性格判断に批判的な記事と考えられます。

血液型で部活のレギュラーを決めた例や、幼稚園のクラス分けをした例、人員配置に血液型を利用した例もあるようですし、私的な場面ともなれば、血液型が他人との関係や自分自身の性格・行動を左右してしまっている例は、おそらく無数にあるでしょう。

血液型には、300~500種類もの分類方法があり、普通に考えて血液型と性格に相関関係があるという発想がよくわからないのですが、現実にもABO式の血液型と性格については、たくさんの研究で性格との関連が否定されています。
ABO式の血液型は、輸血や親子関係の判定以外には関係ないといってよいと思います。

血液型性格判断は、「ニセ科学」の最たるものだといってよいと思います。そうであっても、本当に生活の中に浸透してしまって、社会から排除するのは難しい状況です。私の職場でも、血液型性格判断とは最も縁遠いはずの職種の人から「toukokoさん、血液型はなんですか?」と当然のように聞かれたことも何度かあるくらいです。
血液型の場合、占いと違って、あたかも科学的な根拠があるように信じられてしまっていることが特に問題です。これだけ浸透してしまうと、それによって自分の性格が無意識的に刷り込まれてしまうことも多いでしょうし、悪気がなくても、記事や社説のように「就活で企業が質問」、「血液型で人事異動やクラス分け」なんていう事態も容易に想像でき、単なる遊びではすまされません。企業の場合、憲法の平等権やプライバシー権の私人間効力の問題にもつながってくると思いますし、国や地方公共団体の場合は、直接的な憲法上の問題になってきてもおかしくありません。血液型は、それだけで親子関係の有無もわかってしまう場合もあるほどの個人情報でもあるということを忘れてはなりません。

東京新聞の社説にもあるように、「血」などの遺伝的形質による決めつけ・レッテル張りというのは、人種差別などの様々な差別にもつながりかねない危険性をはらんでいます。このため、もし仮に血液型によって性格に有意な差が見られるとの結果が出ていたとしても、「人権」といった観点からは、純粋な科学的な観点とは異なり、企業が面接等で血液型を聞いたり、判断の材料にしたりするのは相当ではないように思います。また、「性格判断」ではなく単なる「占い」だとしても、血液型を用いるというのは、同様の問題があるようにも思えます。
もちろん、国や地方公共団体が、血液型という個人のプライバシーにかかわる身体的な特徴による差別的な発言をするのは許されないことだと思います。松本前大臣の発言も、海外のメディアは驚きをもって報道していたということです。

そういう日本の政治家がいる一方で、先日観たNHKの「渡辺謙 アメリカを行く--“9.11テロ”に立ち向かった日系人」のアメリカのノーマン・ミネタ元運輸長官は本当に素晴らしい方だと思いました。こちらの方のブログが詳しかったので、リンクを張らせていただきます。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2011/08/nhk---911-a262.html
ミネタさんのような方がいらっしゃるなんて、世の中まだまだ捨てたものではないと思いました。

今、ちょうど娘の読書感想文(課題図書の「わたしのとくべつな場所」)
わたしのとくべつな場所わたしのとくべつな場所
(2010/09)
パトリシア マキサック、ジェリー ピンクニー 他

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を手伝っていたこともあり、ついこんな日記を書いてしましました。


震災とストレス

2011-03-19-14:49

Category :心理学

大きな被害を受けた場所から比較的離れている場所で震災に関わる場合のストレスの対処について、マイミクさんが日記に大変有益な情報を掲載されていましたので、転載させていただきました。


-------------(転載部分開始)-----------------

APA(米国心理学協会)の、自然災害のページから役に立ちそうな情報を紹介します。
http://apa.org/topics/disasters/index.aspx

■遠隔地での地震問題にかかわるストレスの対処■
http://apa.org/helpcenter/distress-earthquake.aspx

---
家族や友人たちが被災地にいる人々にとって、酷い被害のニュースは、特に安否が不明の場合とてもストレスになるものです。
特に知り合い等がいない方でもこうしたニュースは精神的に圧倒してきます。
APA(米国心理学協会)は、以下の方法をストレス対処の方法として提案しています。

・ニュースを見続けない:際限なく災害のニュースを見続けることはストレスをより悪化させかねません。もし大切な方々が被害にあっていて情報をアップデートし続けていたいと思っていても、途中で休憩を挟み心身の負担を減らしてください。

・出来ることをやっていく:仕事や学校に行ったり食事を作るなど、普段どおりの生活をおこなっていくこと。そうした日常生活をやり続けることは、地震について常に考え続けることを中断するのに役立ちます。

・健康的な行動をする:バランスの取れた食事を取り、普段のエクササイズをし、しっかりとした休養をとること。身体の健康を強化することは、あなたの精神的健康維持にも役立ち、また、こうした問題を対処する際の能力を高めます。

・事実を正しく捉えておく:地震で恐ろしいほどの困難と損失を被るとしても、あなたの人生における良いことに意識を向け続けることを忘れないでください。困難に屈せず、先にあるさまざまな困難に立ち向かえる自身の能力を信じてください。

・(可能ならば)有効的に援助する方法を見つける:多くの機関がさまざまな方法で被害者を援助する方法を提供しています。そうしたものに貢献したりボランティアをすることはあなたが何かをすることを助ける前向きな行為となります。

これらの方法をとることで多くの人々は現在の問題を乗り越えられるかもしれませんが、人によっては強いストレス反応が出るかもかもしれません。
日常生活に支障を起こすような場合は専門家の助けを得て、前に進み続けられるようにしてください。

-------------(転載部分終了)-----------------

認知療法の心得がある方は、適応的(合理的)思考を見つけていくのもよいのではないかと思います。
ごく簡単な説明は次のページにあります。
http://ninti-ryouhou.com/

今回は、離れていても原子力発電所の問題、電力不足(停電や交通の混乱など)、ガソリン・灯油不足、関連性の分からない大きな地震等々もあり、直接の不安も大きいと思います。
でも、できる限り上記APA提案の方法を実践するのが、大切ではないかと思います。
もしお子さんがいる場合は、お子さんも親御さんの様子に敏感だろうと思いますし。

私が大学時代に部活の同期だった女性も、石巻の港のすぐ近くに住んでいて、被災しました。1月に新年会でも会ったばかりの人です。やっと先日無事が確認できました。あと一瞬遅ければ小さい双子のお嬢さんともども津波に飲み込まれているところでした。ここ1週間ほど、動揺してしまっている自分に気づくことが多いです。


アドラー心理学

2010-09-12-15:52

Category :心理学

ドラマ「美丘」でアドラー心理学についての講義がされていました。そして、この講義が今回の話の中でとても重要な役割を果たしていました。

教授が述べていた内容は、次のとおりです。
こういったドラマの中で、心理学についてこれだけ詳しく、正確に紹介されるのは異例だと思います。

「オーストリアの心理学者Alfred Adlerの創始したアドラー心理学は、別名「勇気づけの心理学」と呼ばれ、育児や教育に役立てられています。
人の行動には目的があり、社会的な環境の中で唯一無二の存在として自分のことは自分で決定すると・・・(聞き取れない)・・・目的論、共同体感覚、全体論、自己決定の4つのポイントが基本となります。まずはこの1つ、目的論について説明しましょう。
アドラー心理学によれば、人は原因ではなく、目的によって行動します。過去ではなく、未来のために行動しているということですね。
人格の形成についても、生まれつきの資質や過去の出来事だけがその人らしさを作るのではないと述べています。人格を決めるのは未来への希望であると。
また、生まれながらに人間は「もっと良くなろう、前向きにまた上昇しよう」という願望を持っているとアドラーは考えました。
そして、この「もっと良くなろう」とする行動の本質は、独自のアイデンティティを確立し、何かに所属しようという目標の実現に向かう活動なのです。
アドラー心理学では、共同体感覚こそが精神的な健康のために必要であり、愛、交友、仕事の3つのことが重要だと考えられています。
これらのことをわかりやすく言い換えると、まず愛する人がいて、その人から愛されていると実感できること。
次に大切な家族がいる。理解してくれる友達がいる。自分は一人ではないと感じられること。
そして、やるべき仕事があり、誰かの役に立っていること。
アドラーはこんな言葉も残しています。「憂鬱なときは、どうしたら他人を喜ばすことができるか、毎日考えてみることです。不幸になる人は、自分の喜びばかり考えている人です。」と。」


アドラー心理学、とても素晴らしいものだと思います。これをきっかけに、多くの方が学ばれることを願っています。
原作者の石田衣良さんの作品はまだ読んだことはありませんが、さすがは「ハートをつなごう」の石田さんの作品だなと思いました。

ドラマのエンディングの参考文献には、「アドラー心理学への招待」(金子書房)と「アドラー心理学の基礎」(一光社)が掲げられていました。

アドラー心理学の本で、私がお薦めしたいのは、こちらです。

勇気づけの心理学勇気づけの心理学
(2002/10)
岩井 俊憲

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勇気づけの子育て入門勇気づけの子育て入門
(1992/05)
吉村 みちこ川井 マキ

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子育てのセミナーでは、「愛と勇気づけの親子関係セミナー SMILE」が優れていると思います。
特に、大変な子育てに悩んでいる双子ちゃんや三つ子ちゃんのママ・パパにも、オススメです。


血液型は輸血にしか役立たない

2009-03-29-10:33

Category :心理学

東京新聞でちょっと前に面白い社説が掲載されました。
こういうのを「社説」にしてしまうというのは、さすがは大好きな東京新聞です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009030802000070.html

心理学をちょっとでも学んでいる方なら、心理学が「科学」であり、科学的に証明できない血液型による性格分類というのは、心理学とは呼べないというようなことを学んでいることが多いと思います。

心身に障害を持っている方、特定の地域の方、職業、性別、性的指向性、シングルマザー&ファザーなどさまざまなことに対して、まずはレッテルを貼ってしまい、それ以上の思考を停止してしまっていることを反省する必要があると思います。まずは、さまざまなバイアスやステレオタイプが自分の中にもあることを学び、「自分の目」でその人のことを見て感じ、考えていくということがとても大事だと思います。
と、偉そうなことを言って、なかなか自分ではできていないのですが・・・・。

これからは国際化の視点からも、社説に触れられているように、NEWS WEEK電子版が 「日本では血液型は結婚相談所から職業の決定に至るまで決定的な役割を持ち、いかに科学的に反論しても歯が立たない」と皮肉を言っているということ、欧米では血液型の話は冗談ではすまされないということなどもよく考えていく必要があると思います。

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toukoko

Author:toukoko
年齢 40代
性別 男性
埼玉県在住
資格 産業カウンセラー、認定心理士、行政書士(有資格者)

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